ホテル ラ・レインンボーA (2010/05/01)
しかし、実際に瀬戸大橋が開通すると、予想をはるかに下回り、一日の通行台数は約6,000台
予想の1/8しかありませんでした。
これらを見込んで建設されたこの施設も、開業後直ぐに経営難に陥ります。
利用者に比較し大きすぎたドライブイン、こんな施設はバブル時代には幾つも存在しました
末期には、瀬戸大橋の走行車両の少なさから、ドライブインとしてではなく
観光客をターゲットにホテルとして経営方針を転換しましたが、その時には既に瀬戸大橋ブームも去った後。
客足は伸び悩み、最終的に平成9年に閉館します。
これだけの規模でありながら、およそ10年という短命に終わってしまいます。
今年、平成22年に岡山高裁によって、本施設(タワー含む)の競売が実施されましたが、入札0件で不成立となりました。
入札0件、当然の結果と言えます。 今の時代こんな大きな施設は必要ありません。
しかも、こんな山奥のホテルを今更再生したところで客が来る見込みは殆どありません。
バブル時代の遺物としては非常に大規模なこの施設。
いつまでこの状態のまま放置されるのでしょうか・・・
いろいろ考えさせられた「ホテル ラ・レインボー」
ここは出るなど、いろいろなウワサがあるココ、「ホテル ラ・レインボー」ですが
実際行って見るとそんな雰囲気は微塵も感じませんでした。
まぁ、廃墟なので気味悪いと言えば間違えではありませんけどね・・・(゜_゜>)