電源の寿命が来た(>_<)
しばらく更新が滞っていましたが、サボっていた訳ではありません。
なんと、usiが使っているPC(VAIO)の電源ユニットが寿命を迎えてしまいました。
普段どおりデジカメで撮った写真を眺めていたところ、突然
ボンッ!っという音とともに、画面が真っ暗に・・・(;一_一)
一瞬、何が起こったのか分かりませんでしたが、PCの電源が切れている。
何だか良く分からないが、電源を入れて見ようと、電源ボタンを押すが反応なし(@_@;)
中をあけて電源ユニットを外してみる
左右に振ると、何やら ”カラカラ” と音がするぞ!
ユニットを開けてみようか・・・
おおっ! 電解コンデンサが爆発している!
さっきの音はこれだった訳ですか・・・コリャだめだ
同じ容量にコンデンサを交換しようか? と思ったが、これを換えても周辺のコンデンサも膨れ気味なので
これらが逝ってしまうは、時間の問題と判断して新しい電源ユニットを購入することにしました。
で、早速注文・購入。
せっかくなので、今回は容量を増加しました。
以前の電源は450Wでしたが、今回はなんと700Wです!!
しかも、PLUS 80 BRONZE 認定の商品です。
これは、20〜80%の負荷時に電力の変換効率が 80%以上という高規格のもの
つまり省エネな訳です。
送料込みで ¥8,163 でした。
新しい電源は、どこと無く、頼もしいですなぁ〜!
と、これを機に内臓HDDもグレードアップしようと思いまして、同時に購入します。
いろいろ調べた末に、購入したのは、WESTERN DIGITAL WD5000AAKB を2つ。
こちらは、送料込みで ¥17,375 でした。
合計 ¥8,163 + ¥17,375 = ¥25,538 うぉぉぉ出費が嵩む・・・
この WD5000AAKB は内臓型HDD(IDE)としては、少々値段が高いですが、速度は最高です。
新HDD WESTERN DIGITAL WD5000AAKB
容量 500GB キャッシュメモリー 16MB 回転数7200rpm U-DMA 6(133MB/秒)
今まで使っていたHDDは、Maxtor DiamondMax Plus9
容量 160GB キャッシュメモリー 8MB 回転数7200rpm U-DMA 6(133MB/秒)
容量は3倍以上、キャッシュは2倍です。
と・・・ここからが面倒です。
旧HDDから、新HDDへデータをコピーしなければなりません。
新規にインストールすればすんなり使用できますが、今まで溜め込んだ
あんなものやこんなものが全て無くなってしまいます。
そこで、データのコピーを行うわけですが、これが簡単ではありません。
まず、usiが、今使っているOSは windows XP Professional です。
XP以降のMS製OSは、ファイルシステムが標準でNTFSを採用しています。
このNTFSは堅牢でかつ高速なアクセススピード、さらに大容量ファイルの管理も出来るという
ソレはソレは非常に優秀なファイルシステムなんですが、セキュリティーが高いのが難点なのです(;一_一)
一般的には、セキュリティーが高い方が良いのですが、今回のようにデータを丸ごとコピーしたい場合
そのセキュリティー機能が邪魔をして、ポチッとな!とはいきません。
通常、HDDからHDDへコピーをする際には、これまた古臭いですが、DOSを使用して
「XCOPY」などのコマンドで、一括複写するのが一般的。
しかし、NTFSは、DOSのような16bitOSからは、アクセスすら出来ないのです。
そこで、アレコレと考え、辿り着いた結果は・・・
windows PE だ!
windows PE とはプリインストールを行うパソコンメーカーなどのOEM元へ供給される特別なOSで
72時間限定でしか起動できない制限があるものの、容量がコンパクトで
しかも、起動はRAMディスク上で可能との事。
もちろんNTFSへもアクセスできる。
と、いうことで、早速入手(入手方法は、○×△○☆!)
XPの起動とNTFSのアクセスに必要なコンポーネントを、XPのCDから個別にコピーして
ノートPCで、CDから起動可能なwindows PEのCDを作成します。
そして、作ったCDをVAIOにセット・・・・緊張に一瞬です(゜_゜>)
・・・・・長い・・・・・長いぞ
おおおお、無事に起動完了!
さて、旧HDDと、新HDDを1つずつ接続してコピー
これを2回繰り返します。
合計、約320GB分のデータをコピーするのに要した時間がおよそ3時間 ・・はぁ〜疲れた
さて、早速、新HDDを2つ、接続して電源ON!
・・・んっ?
ぬわぁ〜(>_<) 残念!エラーです、NTLDR is missing と表示!
ああそうか、MBRを書き換えてなかった!
片付けたばかりの、XPのCDを再び出してきて、これで起動。
回復コンソールを使って、「FIXMBR」 「FIXBOOT」を実行します。
さて、再度挑戦!
・・・・・・・おおお!久々のXPのロゴが無事に表示されました!
これでやっと、新しいHDDでPCを使用する事ができます。
では早速新HDDの速度を計測してみます(使用ソフト sisoftware Sandra 2010 Lite )
結果は
旧HDD 読み込み速度=17.2 MB/秒(プライリーマスター) 22.6 MB/秒(プライリースレーブ)
新HDD 読み込み速度=83.4 MB/秒(プライリーマスター) 94.5 MB/秒(プライリースレーブ)
超早っ!!
スレーブ側にいたっては、IDEの理論値(100MB/秒)に近い値が出てますよ!!
※usiのPCはチップセットがi850Eなので、U-DMA 5(100MB/秒)までしか対応していません
体感速度は、ホントに上がります。
タスクの切り替えもキビキビ! 高解像度の画像もストレス無く表示・編集が出来ます。
さぁ〜!やっと(500GB×2)1TB環境を手に入れました!
これからも、いろいろとやっていきますよ〜!!