未成線 広浜鉄道 今福線 10 (2010/08/13)
先の堤体を進んでいくと、新線と旧線の合流する場所に行き着きます。
この石垣は旧線のもので、新線を作る際に一部解体されて、このような形になっています。
新線の建設が無ければ、こんな感じだったかも・・・
新線の橋梁です。
この位置に旧線のアーチ橋もあったのですが、やはり新線の工事で解体されています。
遥か上方に銘版があります。
ズームで寄って見ます。
設 計 = 日本鉄道建設公団下関支社 なぜ公団に支社があり、しかも下関なのでしょう?
施 工 = 広成建設株式会社
設計荷重 = KS 14 KS荷重とは、蒸気機関車の駆動輪の重さを元にした、対荷重レベルだそうです。
着手〜竣功まで、およそ6ヶ月。 かなり早い施工です。 まさに突貫工事です。
と、しばらく進むと、待望のアーチ橋です。
ここは、新線と、旧線が平行して残っている、国内でも非常に珍しい光景です。
しかも、両方が未成線とは・・・
この写真は新線の橋梁上から撮影しています。
この新線の橋梁の先には、下長屋隧道(1,633M)があります。
その抗口です。
ここも、冷やされた空気が流れ出ていて、非常に涼しかったです。
この60は何を意味しているのか、分かりませんでした。 おそらく、どこからかの距離だとは思うのですが・・・
と、ここを調査した際に、前情報に間違えがありまして、この隧道は貫通していないと思っていたのですが
どうやら、貫通しているようです。 ボキノ氏申し訳ない m(_ _)m