未成線 広浜鉄道 今福線 8 (2010/08/13)
アーチめがね橋を渡り、第4今福隧道へ。
中には農機具や、資材がいくつか置かれていましたが
それ以外は特に何もなかったのでそのまま反対側へ
反対側(佐野町側)の抗口
抜けた先は一面が藪と化していました・・・が
良く足元を見ると、人工物らしき痕跡があります。
これは、小さなアーチ橋ですね。このアーチを越えて路線は、山の中へ入っていきます。
しかしあまりに藪が深いため、進行は断念し、再び県道で先の遺構を探します。
めがねアーチ橋(第9橋梁)を抜け、小さなアーチを渡ると、路線は、山の中をひた走ります。
次に現れるのは、再び川を渡るところ(上写真矢印6番目〜7番目)です。
その地点に着きました。
手前に、橋台跡と、その先に橋脚が見えます。
ズームで見ると、橋脚は2本あるのが良く分かります。
その橋台と、橋脚の延長線上(反対側)に、第5今福隧道(延長45M)があります。
ここは、県道拡幅の際に隧道の側壁部を開削した関係でこちら側(上府側)は原型を留めていません。
比較的新しいPCの巻き立てで補強されています。 また、立入禁止の看板にJR西日本の文字がある事から
ここが、鉄道関連施設(第5今福隧道)であることが確認できます。
中の様子です。
特に何もありませんね。
この隧道を抜けた先にも、橋台と橋脚がありました。
川を渡り、トンネルを抜け、また川を渡る
当時は十分な重機なども無かったでしょうから、マンパワーメインで行われた大変な工事だったと思います。